JR西日本が地震・津波対策に総額1,000億円

 JR西日本の発表によると、総額1000億円をかけて東海・東南海・南海地震に備えた地震・津波対策するそうです。耐震補強対策を進めるとともに津波対策も行う。とくに紀勢本線の津波対策に力を入れ、迅速な避難が可能な環境を充実させたいとしています。

 同社は1995年の阪神淡路大震災以降、高架橋柱や橋脚、トンネル、鉄道駅の耐震補強対策、列車の線路からの逸脱防止対策、地震計の観測体制強化などを進めてきました。しかし東日本大震災では津波で鉄道構造物などが多数被災し、運行に大きな支障が出ています。そのため、現在施工中の耐震工事に加え、津波対策にも取り組むことにったものです。

 特に紀勢本線は海岸線に近く、三連動地震が発生した場合など、非常に短い時間での津波の進来が予想されます。そのため、迅速に避難出来る環境を整える事になりました。

 駅への緊急地震速報および津波警報の自動放送、指令からの遠隔自動放送、地域の防災無線の整備の他、階段や昇降設備等の避難誘導設備も整備する方針です。JR西日本はこれらの津波対策を、おおむね2年で完了したいとしています。