大涌谷で噴気活発化

 気象庁の3日発表によると、神奈川件と静岡県境にある箱根山の大涌谷付近で高温の水蒸気が勢いよく噴き出す「噴気活動」が活発化しているそうです。

 箱根山では4月26日以降に火山性地震が増加しているほか、わずかな山の膨張を示す地殻変動がみられていました。そして3日午前には、大涌谷で水蒸気が勢いよく噴き出しているのを確認されましたが、マグマや熱水の動きを示すような観測データは得られておらず、同庁火山課は「噴火に関する兆候は今のところない。周辺の温泉地まで危険が及ぶと考えていない」としています。

 箱根山は神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山体の総称で、40万年前に活動を開始した第四紀火山であり、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。現在でも大涌谷などで噴煙や硫黄などの火山活動が見られますが、有史の噴火記録はありません。しかし、2001年以降、数年おきに火山性地震の一時的な増加が確認され、噴火に至らず沈静化していました。

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